2016年11月29日

当事者意識

断酒166日目

 

6月から断酒を始めてもうすぐで半年になる。

このまま順調に進めば、元旦には200日目を迎える。

良い新年になりそう。

そんな期待を胸に、続けている。

 

始めた頃はとにかく飲まない事に注力していた。

一日飲まない。

その繰り返し。

飲みたいくらい辛いこともあったけれど、

とにかく、飲まない。飲んだらまた家族を悲しませてしまう。その一心で続けた。

 

100日を超えたあたりから、飲酒欲求はほぼ感じない生活になってきた。

かわりに、自分の精神性や感受性を高めていきたい思いや、

お酒に何を求めていたのかが見えてきた。

そして、150日あたりから、自分は間違いなくアルコール依存症を抱えていたんだと

自覚するようになった。

そして、あるイベントが都内で行われたと聞いて酷く落胆している自分がいた。

以前なら、さほど気にも留めずいたはずなのに。

 

当事者意識の自覚。

これが大きな変化だと思う。

そして、自分がこれから断酒生活を取り組んでいく中で、

やはり正しい知識と情報を得て、学び、落とし込み、そして可能なら伝えていくこと。

人が生きていく望ましいスタイルの1つに、社会貢献に行きつくように思う。

 

もちろんその前提に、自分のためでもあるが、息子のためでもある。

発達障害の子は依存症を抱えるリスクが高いと聞く。

そのためにも未然に親として正しい知識を伝えたいと考えている。

 

自分がアルコール依存症だと認めることは勇気のいることだと思う。

また、断酒生活を続けられている人達の心労・苦労も心から讃えたいことでもある。

自分と向き合い、過去と向き合い、今を生きている。

どんな人でも過去でも、お酒を断ち、生きる目的を模索しながらの生活は讃えるに等しい事だ。

 

当事者意識を持ち、問題はどこにあったのか、何が必要だったのか、どうすることで回避できたのか。

これからはそれらを視野に入れて断酒生活を進めていきたい。

 

1人でも多くの人がアルコール依存からぬけだせますように。

飲まない一日を重ねることとで、誰かの希望に繋がれば、こんなに嬉しい事はない。

先をいく先輩たちの背中を見つめながら、感謝の思いが溢れてくる。 

飲まない一日の濃さを私は166日見続けている。

それでも、まだまだ、ひよこに変わりはない。

 

今日も飲まない一日を重ねていく。

その繰り返しに、意味があると信じている。

posted by Kozue at 02:34| 断酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月28日

お酒のない初めての冬に

断酒165日目

 

なかなかPCが触れずに更新が滞っています。

書きたいことはたくさんあるけれど、

やっぱり時間が取れないと気持ちも流れてしまいがちに。

 

冬が始まりましたね。

止まり木さんもお風邪を召されたようです。

雪も降りましたし寒い北風がたくさんの葉を落としてしまったからかな。

でも、今日もいつも、止まり木さんには多くの訪問者がいますから

暖かそうです。

快復されてなにより。

皆様もお風邪を召されませぬよう、ご自愛くださいね。

 

今冬はお酒のない初めての冬。

温かいお茶を飲みながら、気持ちを整えていきたいです。

心を整える。

最近の自分の中で意識していることです。

 

何かにいつも心を失いがちで、

本意でない思いを抱いて疲弊することがあります。

それに気づいて、フィードバックしてくれたフォロワーさんがいました。

ありがとう。

 

稚拙な自分、

些末なことに翻弄してしまう自分、

私はもっと、軸のしっかりとした自分になりたいのです。

例え、ごまかしや心無い対応をされても、

するりと自分のもののように私から抜きとっていくことをされても。

 

お酒の無い日々が私を変えてくれています。

そして、飲まない君がいてくれる。

飲まない君が、語り掛け、教えてくれる。

それはまるで世界に一つとない最高の玉稿を読んでいるような

有難味と心に染み入る温もりある思いに感謝します。

心理学の、「親交」にあたる、心ある交流があること、

お酒を飲まずともこうして、自他ともに認めあえる関係ができることは

人間関係に躓きやすかった自分に自信を与えてくれます。

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あぁ、そうだった。

依存症になる前は、心についてや、自然や、音楽や、本や詩について、

多くを語り合ってきたね。君たちはいつも私の話を楽しんでくれた。

話は尽きなくて、いつまででも、談義は続いていたね。

いつの間にか、お酒の世界に入り浸って、

新しい感性も、情報も取り入れなくなってしまったの。

取り戻すかのように、ゆっくりと外の世界にも出ていきたい自分がいることを大切にしていこう。

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心を整える。

軸のしっかりとした自分に。

 

今日も一日、飲まない日を重ねていきます。

posted by Kozue at 09:59| 断酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

がんばれない がんばらない

断酒158日目

 

「がんばれない!!」

 

忘れもしない。4歳を控えた息子が私に向かってはっきりと叫んだあの日を。

何気ないつもりだった。

「もう少しでできるから、頑張ろう?ね?」

靴下が上手に履けなくて急かすように言った私に彼は大声ではっきりと叫んだ。

「がんばれない!!」

言葉のやりとりで会話らしい会話がなかっただけにものすごい衝撃だった。

 

反応があったこと。

自分の意思を伝えたこと。

がんばれと言うな!という怒りがあったこと。

 

嬉しかった。

すべてが嬉しかった。

やっと彼の気持ちが知れた。

同時に大人たちはどれほどのプレッシャーを彼に与え続けてきたのかを知る。

4歳前にして、ここまで苦しませていたのかと胸が痛くなった。

この瞬間から、我が家では息子には頑張ろうは言わないことにした。

もう十分頑張っているのだから。

 

年明け、1月4日、モヤモヤがはれず焦燥感を抱えながらネットにかじりついていた。

やっと探した都内某所の発達支援教室に電話をした。

震える声で話した。

先生はあたたかく迎えてくれた。

直ぐに面談予約を調整してくださり、月末にはセッションがスタート。

休日返上で週一の通いもきついけれど、

この先生はかなりの経験と地位があり、当たり、だった。

この4カ月後にやっと地元のドクターと会い、さらにその1ヶ月後に

療育がスタートした。発達障害と告げられてから半年が過ぎていた。

自分から動いて正解だった。

そのおかげもあって息子の成長が明らかに変わり始めた。

言語の発達は著しい成長がみられた。

自分だけの世界から外の世界にも目がいくようになってきている。

出会い一つでここまで人が大きく変わるなんて。

 

私の自責の念も徐々に和らいでいった。

まだ自分を許せてはいない思いはあるけれど。。。

孤独に襲われて未来が見えない夜もあるけれど。。。

順調にすすんでもすぐにつまずくこともあるけれど。。。

 

未だに、保育園と療育センターと行政のやりとりに疲弊するし、

ストレスも感じる事のほうが多い。

働きながらでは思うように進まない事ばかりだ。

 

それでも、心に決めていることがある。

「産んでごめんね」は絶対に言わない。

「生まれてきてくれてありがとう」と毎日伝える。

ハグも沢山する。

君はこの世に生まれて何かしら人のためになる価値のある存在。

伝え続けていく。

 

ゆっくりと、でも確実に成長していることを肌で感じる。

先月あたりから、会話が成りたつようになってきた。

発達障害と告げられてから1年近くの時が流れていた。

 

私がぼんやりとしているとまた私が何かに悩んでいると息子が察して、

「悲しいのはみたくないんだ

僕は笑っているのがいいんだ。

お母さん、笑って。」

そういって小さな手で私の両頬を包んでくれた。

 

小さな手。

あぁ、まだ4歳、でも、もう4歳。

彼は彼の人生をもう歩み始めている。

親は子供のサポーターと心に決めた日。

私にできることはなんだろう。

彼の進む道の障害をとりのぞくばかりではなく、

時に見守り、励ましていくことも大切。

成功も、失敗も体験させながら。

 

ツイッターで何気なく呟いたら、同じ子育てママからのリプに

ドロシー・ロー・ノルトの詩『子は親の鏡』を紹介してもらった。

奇遇なことに、私も同じものを部屋に飾ってあった。

こうした同じ思いをもって育児と向き合っているお母さんとの出会いは掛け替えのない出会いだと感じる。

 

子供と一緒に失敗したり、成功しながら一緒に成長していくのだなと

ここ数日同じママ達から改めて教わった。

私を孤独から救ってくれた友人やフォロワーさん達にこの場を借りて心から感謝します。

断酒も勿論だが、なんでも孤立せずに繋がりあいながら知識や気持ちを共有していくことが大切だと感じる。

生きていくなかでやっぱり吐き出せる場所や安心できる場所が必要なんだなって。

共存共栄の世界。

繋がり逢えたら、支えあえたら、学びあえたら、思いあえたら、本当に素晴らしいね。

 

がんばらず、ゆっくりと。

 

今日も一日を生きていく。

posted by Kozue at 23:49| 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

見えない未来

断酒157日目

 

息子の発達の違和感はいつから感じていただろう。

独り歩きが早かった。0歳8カ月で伝い歩き、0歳9ヶ月初日で歩いていた。

記号の暗記が早く、日本地図、ひらがな、カタカナ、アルファベットは2歳半でほぼ読めていた。数字も100まで数えていた。

言葉はいつもテレビや絵本のセリフを一方的に話しているだけ。

セリフを一話まるまる覚えてしまう。

これはセリフの意味を理解してはいなくて歌っている感覚なんだそう。

言っていることは理解しているようだが返ってくる言葉は単語。

会話のやりとりは難しかった。

食事は酷い偏食。食べられるものものはほとんどない。食べない事のほうが多い。

こだわりが強く、儀式化しがち。

でも、まぁ、これが我が子の成長なんだわ、と思うようにしていたし、

働きながらではどうしていいのかも考える知識も余裕もなかった。

どこかで認めたくない気持ちもあったのだと思う。

上記は全て発達障害の子の特徴に当てはまるものばかりだった。

 

保育園の先生に発達障害の疑いを言われて、何となくの疑問が、やっぱりという確信に近づいた。

思い立ったら即行動なところがある私は、言われたその日に発達支援センターに電話をした。

ドクターの診察は4カ月待ち。

それでは時間だけが過ぎてしまう、

なんとかしなければ。

 

区の保健センターに問い合わせて状況を伝え、面談の予約。

面談後、やはり発達の遅れを指摘され、自分が親として子供の成長をちゃんと

みてなかったからと自責の念に苦しむようになった。

それは今でも私を苦しめる。

発達障害は躾の問題ではなく、生まれながらのものと言われても、我が子を産んだのは私。

その後も、やりきれない時仕事の昼休みを使って保健センターに泣きながら電話をしたことがある。

折り返しの電話をくれた時もあり、お酒を飲みながら電話で話をした時もある。

この電話応対してくれた女性職員には、事あるごとにいつも相談役になってもらっている。孤独な育児。大変ありがたい存在。

それでも、苦しみは続く。

 

当時3歳半の息子の発達は1年の遅れがみられていた。

逆に4歳半の発達がみられるところもあり、まさに凸凹。

これをすこしでも平らにしていける支援を受けなければ。

当時通っていた保育園は小さなマンションの一角にあるいわゆる認可外保育園。

先生が発達障害の診断を受けてほしいと言うのには理由があり、

手のかかる子供だけかまってはいられない保育現場の限界と、

診断がおりると行政が発達障害の子に1人保育士をあててくれる加配保育が欲しかったことを知る。

 

12月の初旬に疑いを告知され、出来たことはドクターの予約だけ。

その間、息子はその園の先生からもっと頑張ろうよと言われ続けていた。

それが彼の心をますます苦しめていた。

 保育士は保育のプロであっても発達支援のプロではない。

発達支援は心理士とドクターと支援に長けた療育者が必要となる。

私も仕事に家事に、療育の方向性の不透明さに途方に暮れていた。

 

これ以上、何をどう頑張ればいいの??

私が何をしたと言うの??

先が全く見えなかった。

posted by Kozue at 09:32| 断酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

100点を目指さない

断酒154日目

 

貪欲に、文化を欲している。

文化レベルを上げていきたい。

音楽も、絵画も、映画も、小説も、詩も、俳句も。

触れていきたい。

 

夜更かしをして俳句の指南を受けていた。

楽しい…

楽しい…!

楽しい…!!

今は何でも楽しい。

指摘も嬉しい。

だって、ゼロからのスタートで今は伸びる時だから。

もっと上手くなりたいし、書きたい。

人の目を気にしてたらいけない。

伸びるものも伸びなくなる。

折角先生がいるのに、勿体ない!

 

だから、100点を目指さないことを意識する。

目指さずに、楽しむことに注力していきたい。

100点を目指すと、出来ない自分に嫌悪し囚われ進まなくなる。

出来ていたことすら否定して嫌気に変わる。

それが心のストレスになる。

 

負のループを生み出すのはとても簡単。

自分で作り出してしまう。

穴のあいた心のバケツにまた注ぎ始めてしまう。

そこに戻ってはいけない。

 

続けていくには「ここまでできた」そうやって、

できたころをまでを認め、自分を褒めていくと決めた。

私は作品を書くことができなかった。

ノートやペンを何度新調しても、心が向かえなかった。

書きたくない。と叫んでいた。

下手な自分を認めたくない。と言う逃げ腰の思いがあったから。

 

今は認められるし、羞恥心もだいぶ減った。

楽しみたい思いが心にしっかりと根を張ったから。

 

お酒ではなくて、煙草でもなくて、脳内は書くこと。

言葉を探す日々に。

下手でもいい。

好きがいい。

誰のためでもなく。

私の命の喜びのため。

 

100点を目指さない。

それが今の私の生きるみち。

posted by Kozue at 02:59| 断酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月15日

断酒5ヶ月目 153日

断酒153日目

 

今日で断酒生活を始めて5ヶ月が経った。

朝起きてから慌ただしく出勤、

就業時間を終えて、

また電車に乗り込む。

保育園にお迎えに行き、自宅に着くと

食事やお風呂、そして就寝。

平日のサイクル。

目まぐるしく、瞬く間に週末を迎える。

 

慌ただしくも、

今は、仕事が楽しい。

定時で帰れる日には駅ナカでアクセや服・靴をみて

衝動買いの楽しみもある。

家に帰れば息子と絵本を読んだり、お喋りの時間も。

 

飲んでいた頃の私はいつも疲れていたし、いらついていた。

何にだろう。

もうそんな自分はいない。

 

飲まなくなってから、懐かしい自分にあったような気持ちに。

そんなにお話好きでもなく、穏やかな子供だった。

空想好きで、何もすることがなくても、過ごすことができるぼんやりが好きな子だった。

 

大人になるにつれ、そんなふうに過ごすことは難しくなった。

求めらるものに応えていかなければならない時が多くなった。

 

でも、選択できる自由を私の心がしっかりと掴んだから。

自分の時間軸の主導権は私にあるから。

 

メリハリのある生活をつくりだせるようになった。

少なくとも、お酒を飲んでいるときよりも。

本当に好きなものに向き合えるようになった。

これからの自分の可能性を信じて。

 

冬用の新しい靴がずっとほしくてやっと買った。

靴は新しいところに出かける象徴。

自分探しの旅をしてみると、発見があったり決意が湧いてくるかもしれない。

断酒5ヶ月目。

まだまだ続いて行く断酒生活。

少しだけ自信をつけて、また新たな自分に出会えるように。

新しい決意もまたしていきたい。

 

飲まない今日1日を重ねていく。

posted by Kozue at 05:56| Comment(6) | 断酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

明日は晴れかな、曇りかな

断酒151日目

 

今日は創作用のためにお気に入りの雑貨屋さんで

新しいノートとシャーペンを購入。

少しだけ俳句を書こうと遅く近所のファミレスで向き合った。

季語に踊らされて出てこない。

伝えたいイメージと語彙が何とも座りが悪い。

 

タイムアウト

 

肩を落としててくてくと帰路に就く間。

戴いたメッセージのお返しの言葉をイメージする。

するすると浮かんでくる言葉たち。

相手がいると同じ書くことでもこうも違うのか。

 

今夜も月が綺麗だった。

赤信号で止まった先にある月をみて、反芻する。

あぁそうみたい。

疲れているといろいろ過敏になるみたい。

雲のようにもっと流動的でいいのに、

丁寧に向き合い過ぎる自分がいる。

友達の言葉がとんでもなく今の私を言い得ていたので

白旗振ってこうさーんと心の中で叫んだ。

多分話したら笑ってくれそうな気がして、ほっこりした。

 

こんなときはいい作品は出てこない。

休むことを優先できる自分になろう。

書けない自分に落胆しないでさ。

 

明日には気分変わってるさ。

そうね、そんな気がするさ。

 

武満徹さんの詩が優しくて。沁みる。

明日は書けると良いな。

今夜はこれにて。おやすみなさい。

 

 

昨日の悲しみ 今日の涙

明日は晴れかな 曇りかな

 

昨日の苦しみ 今日の悩み

明日は晴れかな 曇りかな

posted by Kozue at 01:21| 断酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする